タイ・スラタニ釣行記 2023年9月 ~ジャイアントスネークヘッドを求めて~ vol.1

昨年9月、タイ南部スラタニへジャイアントスネークヘッドをターゲットにした釣り遠征に行き、YouTube動画を公開した。時差投稿にはなるが、動画では説明しきれなかった情報を改めてまとめておこうと思う。今回は釣り場となったスラタニの紹介・ガイド業者の選定・釣行日程などについてまとめる。

ターゲット:ジャイアントスネークヘッド

当釣行でのターゲットはジャイアントスネークヘッド、タイ現地の呼称でチャドーと呼ばれる魚。非常にパワフルなファイトをする事で有名で、見た目も「スネーク」の名の通り蛇のようで恰好良い。日本の雷魚の仲間だが、顔つきや体色が遥かに野性的で妖艶な印象を受ける。この魅力的な魚をずっと釣ってみたいと思っていた。

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By George ChernilevskyOwn work, Public Domain, Link

事前釣査

チャドーの主な生息地は東南アジアで、中でもタイはチャドー釣りが盛んな国の一つ。過去に旅行や釣りで何度も訪れた事があり、行先はタイ一択だったが、具体的にタイのどの地方で釣れるのか、どのようにすれば釣りができるのかが全く分からなかった。

確実に釣果を上げたいという事情もあり、基本的には現地のツアーガイドを使う事にした。調べてみると、ツアー業者も色々ある。価格・日程・場所を主な比較要素として調査し、結果を表にまとめた。原文をコピペした箇所が多いので、すべて英語で書いた点はご容赦。

結局選んだのは、Thai Fishing.comの「Giant Snakehead Fishing」というツアー。この業者はコスパに優れているという点もあったし、コミュニケーションが非常にスムーズだった。ツアー中ずっと世話になるガイドのMeik(若しくはその奥さん)がメールでの問い合わせに丁寧に答えてくれ、レスポンスも良かったし、回答内容も的確で好印象を持った。

料金は当時の価格で33,000バーツ。代金の内、30%を事前に現金or銀行振込で支払い、残りを釣行初日に現金で手渡す。海外の業者を利用する場合、数10%のデポジットを予め支払って予約を確定するパターンが多いように思う。

蛇足ですが、海外送金にはWiseというサービスを利用するのが便利です。銀行より手数料が遥かに安く、送金も迅速です。
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スラタニ紹介

当時の釣りの舞台になったのは、スラタニ(Surat Thani,จังหวัดสุราษฎร์ธานี)。タイ南部、マレー半島に位置する県。スラタニはモンスーン気候区に属し、タイの中でも特に気温と降水量が多い地域に属す。北部はタイ湾に面し、シュノーケリングで有名なサムイ島なども含まれるが、南部は山がちで熱帯雨林が広がる場所も多い。釣り場となった貯水湖周辺も鬱蒼とした木々が広がる場所だった。

スラタニ県。首都バンコクからは、かなり南に位置する。

釣り場の正確な場所はガイドが明かしてくれなかったが、恐らくカオソック国立公園付近ではないかと思う。同公園は切り立った岩山に囲まれた風景から「タイの桂林」と呼ばれるらしく、仙境のような雰囲気のある神秘的な場所だった。

釣り場に向かう途中。

バンコクからスラタニへ行く場合、いくつか経路がある。私が利用したツアーでは、先ずバンコクのスワンナプーム空港からプーケット空港まで空路を使い、プーケットから業者の車で現地まで向かうルートを使った。同空港から3時間強程度の道のりを経、船に乗って釣り場まで向かった。

スワンナプーム空港~プーケット空港間はツアーに含まれておらず、自費で行く事になる点は注意。

釣行日程

当時の釣行日程は2泊3日。釣り場となる湖ほとりのバンガローに宿泊しつつ、釣りポイントをボートで巡るというスタイル。初日と最終日は半日移動に費やすので、釣りに使えるのは丸2日程度。上記の表の通り日程は色々選べたのだけれど、あまり長くてもコストがかかるし、短くても悪天候などでホゲた時のダメージが大きい。バンガロー宿泊も数日超えると辛そうだな、という判断で全3日間の日程とした。

釣りに使うボート。バンガローから見下ろせる場所に係留してある。

関連YouTube動画

当時の釣行の様子はYouTube動画としてアップしてあります。釣り場までの移動~ガイドから釣りのアドバイスを受けるまでの経緯はこちらから観れます!

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