京丹後釣行記 2023年3月 ~念願のアイツに会いに行く!編~

堤防のイカからオフショアの青物まで全滅状態であった前回、このままでは引き下がれんと色々思案する中、目先を変えて別の魚に挑戦する事を思い立つ💡。

そうだ、アイツがいる

GoogleMapを眺めながら色々ポイントとターゲットを探る中、ふと「ナマズ釣れない?」と思いついた。最近ナマズ釣りはバス釣りに代わって人気が出てきたようで、昨年から釣りたいと思っていた魚種でもある。

釣りのポイントとしては、昨年訪問時に魚影の見えた池が思い当たった。ワーシャ1652&アンタレスDCMDならタックルの強度は十分。問題はルアー。今回持ち込んだルアーの中で、音出る系&ナマズに使えそうなのはタイニークレージークローラー・ジッターバグ・タンタンくらい。いずれも小さめのルアーで個人的に実績も無いが、果たして釣れるんか?

もう一つの懸念としては、やはり水温。3月終盤からは徐々に気温が上がり始めていたが、内水面温度も果たして連動して上がってくれるのか?という点は実釣まで気になった。

何はともあれ、いざ実釣

一抹の不安を抱えつつ現地に赴き、実釣開始。ナマズ釣りはほぼ初挑戦なので、勝手が分からない。取り敢えずクレージークローラーを結んで投げてみる。大物がかかってもいいように、スナップは強度に定評のあるボンバダ製Ovoを使う。このスナップは、指で少々曲げるのに苦労するくらい強いので、シーバスや中型以上の根魚などを狙う時は常用アイテムになっている。

前回訪問時に魚影の見えた辺りから始め、付近の岸沿いを一通り探ってみるがバイト無し。ナマズらしき魚影はちらほら見えるのだが、やはり水温か?あるいはデイでは食いが立っていないのか?

初ナマゲット!

少し場所移動して再びルアー投入。タイニークレージークローラーはボディが小振りで投げやすく、水音も立てやすい。観察していると、どうもナマズは池の岸際や陸地の突き出た辺りを回遊している事が多いルアーを投げる時も、岸沿いや草地の出っ張って岬状になった辺りを中心に攻めてみる。

と、ココで待望のヒット!小刻みにルアーが音を立てるようにトゥイッチ&デジ巻き気味に巻いて来ると、水面を割って食いついて来た。一度ミスっても、追い食いしてくる、中々のファイター。

釣り上げてみるとグッドサイズのナマズ。興奮で計測するのを忘れてしまったが、60㎝は超えてたんじゃないかな?その後夕マズメに多数のボイルがあったもののバイトなし。とはいえ、初ナマズ釣りとしては上出来。満足の内に納竿。

釣れるじゃん、クレージークローラー‼

ルアーはミノーやバイブレーション含め数種類使ってみたが、やはりノイジー系の音が出るルアーが好反応で、特にタイニークレージークローラーへのバイトが多かった。

羽根モノ系ルアーはソルトでは使用する機会が皆無なので使い方はぎこちなかったが、それでもきっちりアクションしてくれた。バンザイしているような見た目とポップなカラーリングがカワイイし、釣果もある。この時点でかなり気に入った。

数日後、再挑戦

その後数日間は他の魚が釣れなかった事もあり、再度ナマズを狙うべく同じ池に再訪してみた。前回の釣行でルアーや水温に関する懸念も晴れた為、今回はサイズアップを狙ってみる

この日は西側から風が吹き付けてかなり水面がざわつき、濁りがかなり入っていた。視力の弱い魚がこの状況でどこまで反応するか不安だったが、前回同様にノイジー系で探ってみる。

連続ヒット!

ニ、三投すると早くもヒット。前回フックが鈍っていてランディング後にフックアウトしてしまったので、今回は針先を研いでおいた。おかげで安定のキャッチ。

岸際に付いている事が多いようなので、少し立ち位置を変えてキャスト。これまた数投でヒット。濁りがあってもノイジー系には反応が良い。寧ろ濁りがルアーを見切られにくくしたのかも知れない。

そしてサイズアップ!!

調子づいて来たので、他のポイントに移動してみる。同じく岸際や葦の周りを丹念に攻めてみる…と、足元で食って来たが乗らず。すかさず同じコースにルアーを通してみる。再び水面を割るバイト!

上げてみると、70cmアップはあるグッサイズ🙌。興奮冷めやらぬ状況でメジャーによる計測はできなかったが、明らかに今回イチの大物で満足😁。

当時の様子を撮った長めの動画はこちらから。試験放送中😁

羽根モノ系ルアーは楽しい!

一般に、トップ系ルアーは水面がざわついていると目立たなくなって不利なのだが、意識的にアクションを付ける事で十分魚にアピールできるらしい。

ナマズは捕食があまりに得意では無さそうだが、反面狙った獲物には何度もアタックしてくる。魚ががうまくバイトできるよう、ルアーで誘う時は、なるべく同じ場所に留めるように動かすのがポイントだと思う。

今回のナマズ釣行では、ほぼタイニークレージークローラー一択。羽根モノ系の実力と楽しさが、少し分かったような気がする。

今回の釣行まとめ

終わってみると、当初予定していた釣りは何もできなかった今回の遠征😂。一方、想定外にもナマズ釣りは堪能できた。基本的に何でも釣る&何でも楽しいマンである私としては、結果オーライ🫡。

反面、状況に応じたターゲットの選定があまりに雑過ぎたのは反省点😖。特に「春=イカ」の単純すぎる図式に囚われて、海水温などの海棲生物にとって重要な要素を考慮しきれなかったのはイケてなかったな。南北に長い日本列島は当然季節の到来も異なる訳で、例えば九州の春と北近畿の春だけとっても異なるのは当然でございます。まぁこんな「常識」も、経験によってしか実感できないって事でしょうな。歴史に学べるほど賢くはなくとも、せめて経験に学べるほどには愚かではあろうと思った次第。精進いたしましょう💪

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